横浜ホンキートンク・ウーマン「ヨコハマメリー」

「ヨコハマメリー」は、伊勢佐木町に５０年以上立ち続けた
実在の娼婦メリーさんのドキュメンタリー映画です。
ひとりの娼婦の人生を通して戦後や人生について描いている。
ヨコハマメリーは、戦後の伊勢佐木町でアメリカ人将校を客として街角に立っていた。
白塗りのメイク、黒いアイメイク、そして真っ赤な口紅、そして真っ白なドレス。
８０歳を過ぎたメリーさんのその姿は人々の目を引いた。

戦後間もない頃、ヨコハマメリーは客のアメリカ人将校と恋に落ちた。
しかし、どんなに愛し合っていても、アメリカ人将校とは悲しい別れが待っている。
ヨコハマメリーが伊勢佐木町に居続けたのは、
ここにいればいつかその将校と会えるかもしれないという
かすかな希望があったからではないだろうか。
娼婦でありながら一途な愛に生きたメリーさんの潔さが胸を打つ。

タグ：ヨコハマメリー 伊勢佐木町 娼婦

コメント 6

この映画、あっしんちの近くで公開された時に
行こうと思ってて　観そびれてしまってやした。
いつか観たい作品のひとつでやす。
by ぼんぼちぼちぼち (2010-10-22 10:30) 

ぼんぼちぼちぼち様
低予算で撮られたドキュメンタリーですが、
テレビの予定調和なドキュメンタリーとは
ひとあじちがう作品だと思います。
ラストシーンに人の人生を感じて
グッとくるものがありました。
by cafelamama (2010-10-22 11:15) 

50年以上も立ち続けたってスゴイですねー！！
by かずっちゃ (2010-10-22 15:56) 

かずっちゃ様
コメントありがとうございます。
伊勢佐木町で一度だけですが、
僕もメリーさんを見たことがあります。
そのときは、ヨコハマメリーという名前も知らなかったので
あまりの特異さにしばし呆然でした。

by cafelamama (2010-10-22 17:48) 

あっ、これ
何かで読んだ事があります。
凄い世界ですよね。
by 八犬伝 (2010-10-22 22:57) 

八犬伝様
コメントありがとうございます。
まったく凄い世界です。
愛した男ともう一度出会うために
50年間も横浜伊勢佐木町に立ち続けていたんですね。
そう思うと娼婦でありながら
プラトニックな愛を感じてしまいます。
by cafelamama (2010-10-23 00:11)