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われに五月を [暮らし]

「二十才 僕は五月に誕生した

僕は木の葉をふみ 若い樹木たちをよんでみる

いまこそ時 僕は僕の季節の入り口で

はにかみながら鳥達たちへ

手をあげてみる」

寺山修司の処女作品集「われに五月を」に納められた一節で

十代の頃のみずみずしい感覚に溢れています。

この詩を読むと、あの頃思い描いた未来に、自分は立っているのだろうか?と自問する。

いろんなことが思い通りにならないってことを思い知りながら、人は大人になっていく。

あれから何十年か経ち、はにかむことを忘れた私は

自分が思い描いた未来とは、ちょっと違う人生を歩む大人になってしまった。

「夜空ノムコウ」(作詞:スガシカオ)を聴くと、そういう思いがこみ上げてきます。

「あの頃の未来に 僕らは立っているのかなぁ…

すべてが思うほど うまくはいかないみたいだ

あれから僕たちは何かを信じてこれたかなぁ…

夜空のむこうには もう明日が待っている」

P5100667.JPG

トマト、ナス、キュウリ、ズッキーニ、ピーマン、しし唐の苗に行燈をかけ

夏野菜の植え付けを終えました。

4月から就業した職場は書類の作成が多いため、WordやExcelの習熟に励んでいます。

悩んでいた味覚障害がやっと治ってきたようで

食事をして美味しいと思えることの喜びを、久しぶりに感じることができました。
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