「エル・トポ」「ホーリー・マウンテン」 [黄金町]
黄金町のジャック・アンド・ベティで
アレハンドロ・ホドロフスキーの特集上映をやっている。
１９７４年当時、ＮＹのヴィレッジのカルト映画館で
数年間にわたってロングラン上映していたのが、
「ロッキー・ホラー・ショー」「ピンク・フラミンゴ」
そしてこの「エル・トポ」と「ホーリー・マウンテン」だった。
ヴィレッジ・ヴォイスなどのカウンター・カルチャー新聞の映画評が
絶賛していたので週末のレイトショーで観たのを思い出す。
「エル・トポ」の凄まじいほどの映像の美しさは今でも鮮明に覚えている。
横浜ホンキートンク・ストリート「黄金ミニレジデンス」 [黄金町]
黄金町、日の出町地区は、かつて売買春等を行う違法な小規模店舗が約２５０件あまりあり、
健全な店舗や地域住民の転出が生じるなど、生活環境の悪化が地域の深刻な問題となっていた。
２００５年、神奈川県警はバイバイ作戦により、違法店舗を閉鎖した。
ＮＰＯ法人黄金町エリアマネジメントセンターでは、それらの店舗をアーティスト、デザイナー、
ショップなど、クリエイティブな分野で活動する方々にスタジオ等の施設を有料で貸し出している。
２０㎡～３０㎡で家賃は約２万円～３万円。
横浜ホンキートンク・シアター「黄金劇場」 [黄金町]
「黄金劇場」は、昭和の哀愁が漂う黄金町のストリップ劇場。
営業停止を何度も繰り返しながら50年以上営業しているらしい。
大岡川を挟んだ北側の青線地帯は、アートとファッションの街へと変貌中であるが
南側のこの一帯はほとんど昔と変わらない。
濱マイクの事務所があった横浜日劇がなくなっているぐらいだ。
そういえば、かつて店の前で濱マイクも呼び込みのバイトをしていた。
横浜ホンキートンク・ストリート「黄金町」 [黄金町]
数年前まで黄金町から日ノ出町の高架下に
２５０件以上のちょんの間スナックがならぶ横浜の青線地帯があった。
アジア系、南米系、ロシア系など外国人が店先から顔を出して
客を引いていた。
２００７年から始まった売春街撲滅対策「バイバイ作戦」で
軒を連ねていた２５０軒のスナックは閉店に追い込まれたが、
その建物の多くは今もそのまま残っている。
現在では空き店舗を利用したカフェスペースや
アートショップやブティックができたり
黄金町バザールなどのイベントを開催して
健全な街として変化しようとしているが、
路地裏の風景は昔と変わらない。
黒澤明「天国と地獄」では、セックスとドラッグの巣窟として
黄金町が描かれていた。
横浜ホンキートンク映画館「シネマ・ジャック＆ベティ」 [黄金町]
濱マイクの事務所があった「横浜日劇」の前にある「シネマ・ジャック＆ベティ」というホンキートンクな映画館。
新作と旧作が上映されていて連日面白そうなプログラムが組まれている。
現在は若松孝二の「キャタピラー」や杉江俊男の「美空ひばりシリーズ」などを上映している。
６月のエリック・ロメール特集はよかったな。
「満月の夜」「緑の光線」「パリのランデブー」「海辺のポーリーヌ」など久しぶりでスクリーンで観ることができた。
