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秋冬野菜 [菜園]

11月初旬にトマトとピーマンを撤収し、夏野菜はすべて終了。

育苗中のエンドウとソラマメを定植すれば、畑は秋冬野菜一色になる。

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俯瞰で見ると、夏野菜を作っていた時とは景色がずいぶん違う。

夏野菜は、トマト、キュウリ、ナス、インゲンなど背丈の高いものが多く、

畑は支柱だらけだった。

秋冬野菜は葉物が中心になるので背丈の低い作物が多い。

作っているものは、ほぼ去年と同じです。

白菜、キャベツ、ブロッコリー、大根、カブ、レタス、春菊、ほうれん草、玉ねぎ、

菜花、エンドウ、ソラマメなど。

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今年増えたのは、ターツァイ、芥子菜、おく菜など。

今年作らなかったのは、ニンニク。

ニンニクは去年植えてうまく育ったが、約8ヶ月間ぐらい畝を占有するため、

わが家のように狭い畑で多種類の野菜を作るには効率が悪い。

現在、約8畳間ほどの新しい畝を作っています。

これが出来上がれば、もう少し野菜の種類も増やせるし、畝の余裕もできる。


10月末、庭の灯篭の上に花が咲きました。

わが家は、恥ずかしながら誰もこの花の名前を知りません。

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もちの樹の下にも、つわぶきが花を咲かせています。

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驟雨 [菜園]

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九月に入って、少しずつ雨が降るようになりました。

終わりかけていたキュウリやナスが、思い出したように雌花を付けている。

今日も、雨が勢いよく走り去っていきました。

驟雨。

ひび割れた大地にも、心の中の海にも、雨は降ります。

田舎暮らしの埃っぽい日常が、雨の中に溶けていく。

見上げると、太陽が何事もなかったように雲間から顔を出しています。

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葉っぱに付いた水滴も光っている。

辺りが輝き始めると、自分の顔もやさしくなっていくのがわかります。

畑の椅子に腰を下ろし、暮れゆく空を見ながら横浜のことを考える。

いつもの階段を上がったところにある、小さな港町みたいな酒場。

今頃は、カモメたちも思い出を肴に飲んでいる頃だろう。

陽が沈むまでに、一本のビールを空けました。

最後は、ちょっと急ぎ足で。
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夏野菜 [菜園]

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毎日のようにトマト、ナス、キュウリ、ピーマン、シシトウなどの

夏野菜が採れるようになりました。

最近は、インゲンやモロヘイヤ、オクラなども採れだした。

長ネギも必要な時に抜いてこれます。

6月に収穫した玉ネギやジャガイモも年内は買わずに済むかもしれません。

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たとえば、自分でキュウリを作ってみると、

スーパーの店頭に行儀よく並んだものとは別物であることが、

味に鈍感な僕にもわかります。

自分で作ったキュウリは、多少曲がっていたり形が不ぞろいでも、

キュウリの瑞々しさと幸福な味わいが口いっぱいに広がります。

手作り野菜がおいしいという事実。

採れたてのキュウリには、緑の光線が含まれているのでしょうか。

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旬のものを存分に食べつくせば、

今までのように真冬にトマトやナスを買うこともなくなるような気がします。

食べたければ翌年まで待てばいい・・・と思う。

9月に入れば、白菜、キャベツ、大根、ブロッコリー、春菊、ほうれん草、レタスなどの

植え付けがあり、10月には玉ネギの植え付けも始まる。

野菜作りをやって・・・良かった。
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実家に戻って1年経ちました [菜園]

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実家に戻って今日で1年経ちました。

約40年、東京と横浜に住んでいたので、

暮らし方が変わることは覚悟していたが、最初はやはり戸惑った。

独り暮らしの母のことを考えれば仕方がないとは言え、

横浜での暮らし、東京での仕事を引き上げてしまったことに

正直言えば後悔の念もありました。

実家に戻って最初にやったことは原付免許を取ることでした。

僕は運転免許を持っていないので、田舎では身動きがとれません。

出かける度に家内に運転してもらうのも現実的ではないですし。

原付を買って昔懐かしい風景の中を走ってみました。

古くからある家々の庭先には必ずといっていいほど畑があり、

いろいろな夏野菜が植えられています。

とくに目を惹いたのは、いろいろな仕立て方で栽培されているトマトだった。

そんな景色を眺めているうち、自分で野菜をつくってみたいと思い、

実家近くの草地での野菜づくりを考えるようになりました。

親戚の農家に相談し、トラクターで草地を掘り起こしてもらおうとしたが、

土中には予想以上に石や瓦礫が多く、トラクターでの耕うんは断念しました。

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結局スコップ1本でやるしかありませんでした。

土中に埋まった石で、スコップが入りずらかったが、

ふるいで小石を取り除き、畳一畳分の畝を8つ作りました。

ブロッコリー、白菜、キャベツ、ほうれん草、春菊、大根、ジャガイモ、ニンニク。

9月1日に8種類の苗植えと播種をすませ、僕の菜園生活がスタートしました。

つくり方は有機栽培ではありません。

液肥や化成肥料を使い、石灰の代わりにケイ酸カルシウムという化合物を使います。

病害虫には時々農薬も使ったりします。

昨年作ったジャガイモは水を遣りすぎて失敗したけど、

それ以外は順調に育ってくれました。

最初に収穫した春菊の柔らかさと甘さは今でも忘れられません。

ニンニクは9ヵ月かかって先日やっと収穫を終えました。

畳1条分の畝だと、白菜やキャベツなどは10株がせいぜいです。

それでは足らないから、もっと大きな畝がほしくなってきます。

ホームセンターに行くと作ってみたい野菜の種や苗を、つい買ってしまう。

植える場所がないのでまた畝を作る。

10月には、玉ネギ、聖護院カブ、ソラマメ、スナップエンドウ、長ネギなどの畝を作り、

今年に入ってからは、ジャガイモ用の大きな畝とトウモロコシの畝を追加しました。

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作るものすべてが初めてなので、毎回手探り状態です。

栽培方法もいろいろあるので、どんな方法でやるか毎回悩みます。

細かい失敗は数知れず。

覚えなくてはならないことは山ほどあります。

病害虫にやられたり、大風の被害に見舞われることもある。

でも、野菜作りは楽しい。楽しくてしょうがない。

こんなこと、横浜で暮らしていた頃には思いもよらなかった。

たくさん経験を積み、勘を養い、自分に見合ったやり方で野菜作りができるようになりたいと

思います。

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夏野菜 [菜園]

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連休初めに夏野菜を植えました。

トマト、キュウリ、ナス、ピーマン、シシトウ、スイカなど。

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ところが、連休中は天気が不安定で強風やひょうなどに見舞われ、

トマト用の雨除け支柱が吹き飛ばされた。

苗はビニールトンネルをしていたので被害はなかったが、

収穫まじかのソラマメやスナップエンドウが倒伏。折れた茎もけっこうあった。

昨年植えたものは葉物が多かったので、風の被害は特に感じなかったが、

夏野菜は支柱やネットを立てるものが多く、風の影響をまともに受けてしまうのだ。

風を甘く見ていたわけではないが、支柱の立て方に問題があったのだと思う。

吹き飛ばされた雨除け支柱を見ながら畑で呆然としていたら、

近所のおばあちゃんがやってきた。

風の強い時はビニールを取ったほうがいい、と言う。

風で苗がダメになったらまた植えればいい、と。

そういう達観した気持ちに、僕はまだなれないが、

おばあちゃんの言うことは、もっともな気がした。

そのおばあちゃんは、同じ場所にトマトを19年植えてるらしい。

連作は大丈夫ですかと聞いたら、

「なーんも、問題ないっ!」と豪語した。

肥料は、漁師の旦那さんが獲ってきた魚の頭をくれてやるそうだ。

そのおばあちゃん、種も自分でとっているらしく、

「苗なんか、買ったことねーぞ!」とふたたび豪語した。

こういう達人の話はほんとうに面白い。

連作を気にして栽培計画を立て、せっせと苗や堆肥を買ってしまう自分が情けなくなる。

昨年10月末に植えた玉ねぎがもう少しで収穫できそうです。

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ニンニクもそろそろかな。

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じゃがいもは、連休中の風にもめげずしっかりと成長しました。

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レタスは、結球が始まっている。

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ブルーベリーも、今年は花が咲いたので少しは収穫できそう。

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育苗中のゴーヤ、エゴマ、空芯菜、オクラ、ターツァイをそろそろ定植します。

菜園作業 [菜園]

2泊3日の横浜滞在から茨城に戻り、ジャガイモの植え付けと玉レタスの定植をした。

昨年秋、14種類作った作物の中で唯一失敗したのがジャガイモ(デジマ)だった。

原因はたぶん水の遣りすぎで、種芋が腐ってしまったのではないかと思う。

今回は液肥で栽培するのはやめて堆肥と化成肥料を使います。

NHKの「やさいの時間」を参考にしました。

ジャガイモ栽培は簡単なようで案外難しい。

今回の品種は男爵、メークイン、アンデスレッドの3種類。

一週間前に畝づくりをしておいたので、本当は今週末の作業予定だったが

週末は雨が降るらしいので、急遽植え付けをした。

畝に15㎝の溝を2本掘り、種芋を30㎝間隔で置いていく。

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種芋の間に牛糞堆肥と化成肥料を置く。

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土を被せて完了です。水遣りはしません。

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玉レタスは、リーフレタスと違い玉レタスは肥料をたくさん食う。

だから3週間ぐらい前、牛糞堆肥と化成肥料をまぜた土にマルチをしておいた。

20㎝おきにマルチに穴を開け苗を定植。

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最後に防虫ネットをかけて終了。

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春は菜園作業がいろいろとあるので

準備をしておかないと植え付けの適期を逃してしまいます。
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