ギャルソン

イヴ・モンタンの「ギャルソン！」という映画が好きで、そのポスターをアイコンに使っています。

イラストレーションは和田誠氏。



映画「ギャルソン！」は、パリのレストランを舞台に、

初老のギャルソン(イヴ・モンタン)の日常を、エスプリたっぷりに描いた作品。

馴染み客をさばき、一見の客を誘導し、注文を厨房に伝え、出来上がった料理を客に供す。

ギャルソンとしてのプライドがあるから、時にはシェフとやりあうこともある。

質素ながらも飄々と暮らし、60歳を超えて常に恋する女性がいる。

彼には、父が残した海岸の土地に小さな公園を造るという夢がある。

そんなチャーミングな60代男をイヴ・モンタンが好演した映画です。

僕はこのギャルソンに憧れて、イヴ・モンタンのイラストを自分のアイコンにしています。

ロケで南仏へ行ったとき、夕食を摂ろうと

カンヌの町はずれのレストランに入ったことがありました。

適当な定食でも頼もうと思っていたら、12歳ぐらいの少年が僕の席に注文を取りに来ました。

少年は、シェフの息子さんでしょう。家族経営らしく感じのいい店でした。

彼は、フランス語の分からない僕に身振り手振りでシェフのスペシャリテをリコメンドしてきました。

薦められた料理は、クールジェットの花の牡蠣包み、スープ・ド・ポアソン、白身魚のムスリーヌ。

リコメンドに従った僕にホッとした笑顔を見せ、

テーブルの間をしなやかにすり抜けていく少年の姿は誇らしげでした。

出てきたものは典型的な南仏料理ですが、今でもその味を思い出すほど鮮烈な味わいでした。

少年のおかげで幸福な時間を過ごすことができたことに感謝し、

ティップをはずんで店を出ました。

料理を薦めることで客を幸福にする、そんなギャルソンの仕事に僕はちょっと憧れました。

仏頂面の自分には、とてもできない仕事ですが。

ヒンシュクを恐れずに言うと、僕はフランス料理が大好きです。

食べなれた家庭料理も好きだし、名店の寿司、天ぷら、うなぎも好きです。

気楽なジャンクフードもよく食べます。

でも、卒倒するほど圧倒的で幸福感に満ちた料理はフランス料理ではないかと思っています。

映画「バベットの晩餐会」の幸福に包まれた老人たちの表情は、

フランス料理だから描けたんだと思います。



ところが日本はフランス料理が育ちにくいですね。

銀座の三ツ星レストラン「ロオジェ」でさえ資生堂が長年赤字で経営を続けています。

優秀な街のフランス料理店もあるけど、

つまらないイタリア料理店のほうに客は流れてしまいます。

成功しているのは結婚式を扱う宴会フレンチだけ。

そこには、シェフが直接手をかけた料理もないし、客を幸福にさせるギャルソンもいません。

フランス料理のイメージを悪くしているのは、この宴会料理のせいだと僕は思っています。

6年前、もういちどカンヌのその店に行きましたが、あの時の少年はいませんでした。

父の店を巣立ち、どこかのグランメゾンでメートル・ドテルとして働いているのかもしれません。

タグ：映画　ギャルソン　フランス料理　イヴ・モンタン

コメント 66

ベスト姿の白髪の男性のイラストは洒落ているなぁと思ってました。
てっきりcafelamamaさんと思っていたら、イブ・モンタンだったのですね。
映画はたぶん見ていないと思います。
私は音痴、味音痴、やや方向音痴と音痴三拍子揃ってます。
特に味音痴については、家人に何を作っても一緒だと
常に叱られています。
食について何も語ることができず
食通、食グルメの現代においてはもっとも外れた存在と思ってます。
by そらへい (2013-01-05 17:47) 

そらへいさん
イヴ・モンタンだったんです。
僕はモンタンとは別の生き物のようなルックスです。
音痴三拍子は笑いました。
そういえば、僕も音痴、かなりな方向音痴、味覚も自信ありません。
食事を美味しくする理由は、酒と同じでその時の状況や精神状態が
影響しますね。
真冬に外で食べるカップ麺やかけそばは、他のものには替えがたいと思ったりもします。
by cafelamama (2013-01-05 18:35) 

フランス料理が一番好きですか !
そういえば「バベットの晩餐会」
田舎のストイックな老人たちに振舞われた、一夜限りの奇跡のコース料理
あの贅と才と手を尽くしたお料理は、圧巻でした
by はなだ雲 (2013-01-05 22:14) 

こんばんは。
フランス料理の体験は数度、どうも落ち着きません。
田舎の爺婆です。
by 夏炉冬扇 (2013-01-05 22:50) 

こんばんは＾＾）
私はたまたまですがこのポスターを
どこかで拝見した記憶があるので
イブ・モンタンがお好きなのだろうなぁと思っておりました☆
そういう経緯がお有りだったのですね＾＾）
微笑ましく楽しい思い出ですね♫
その時の少年が今も幸せに過ごしていることを
想像せずにはいられません（＾＾）


by 獏 (2013-01-05 23:02) 

遅ればせながら　新年明けましておめでとうございます。
小さな少年のプライドが微笑ましく思われます
日本人も自分達の文化・生活に誇りを持ちたいですね。
by ダミアン88 (2013-01-05 23:24) 

新年おめでとうございます。
本年もどうぞ宜しくお願いいたします。

私のフランス料理体験は、フランスの友人宅でもてなされた家庭料理・ストラスブールの小さな商店街にあったプチレストラン・それとパリの下町で迷い込んだ名もない庶民のレストラン…といったところですが、どれも気が利いていて味も良く満足した事を覚えています。
by 扶侶夢 (2013-01-06 01:52) 

こんばんは。
フランス料理というと、どうしても敷居が高い気がして
いつも敬遠していたかもしれません。
今度近くのお店を見つけて行ってみようかなと思いました。

by 朝のソナタ (2013-01-06 01:56) 

イブモンタンがお好きだったのですね。
何となく、そんな感じがしていました。
料理のジャンルを問わず、シェフ・板前がお奨めの料理は
美味しいものです。お奨め料理が不味かったら～
南仏シェフの息子さんは、父の料理の腕を十分に知って
いたのでしょう。
by 久慈川鮎 (2013-01-06 08:49) 

あけましておめでとうございやす。

アイコンは以前から気になってやした。
カフェ好きのかたなのかな？と思っておりやしたが そういった理由だったのでやすね。
by ぼんぼちぼちぼち (2013-01-06 12:19) 

てっきりcafelmamaさんだと思ってました。それで奥様の年の差が30歳だなどと書き込んでしまい、後で失礼な発言だったと気付き削除しました。
　中学生のころ「恐怖の報酬」を見ました。イブモンタンって若いころから老け顔ですね。
by beny (2013-01-06 12:33) 

私も、ｃａｆｅｌａｍａｍａさんのポートレーだと思っていました。和田誠氏とはお知りあいで、描いてもらった。ギャルソンの扮装は洒落だと。

料理が楽しめるか否かは、その場のありようと、その場に自分の気持を合わせる用意があるかどうか、ではないかと思います。
気持がすすんでいるときは、料理のレベルはたいして問題ではないし（おいしい方がいいにきまってますが）、その逆もある。
ほんとうのグルメとは、駄菓子屋の飴一つでも、神経のいきとどいた空間で供される贅沢な料理も、ともにご馳走として味わえる、リラックスした人のことではないでしょうか。
by tree2 (2013-01-06 12:34) 

はなだ雲さま
料理として一番好きかといえば、そうですね。
ただ懐石料理と同じで、毎日は食べれませんね。
フランスの人たちも日常では煮込み料理やサンドイッチなどを
食べています。
「バベット」は、いい映画ですね。
奇蹟のコース料理は、公開当時、東京のレストランでも出していました。
なんだかいかがわしくて食べませんでしたが。
by cafelamama (2013-01-06 12:45) 

夏炉冬扇さま
廉価な店でも落ち着かない店はありますね。
いい店なら、きっと落ち着つくはずなんですが。
by cafelamama (2013-01-06 17:08) 

獏さま
このポスター、見覚えがありましたか。
チャーミングで憎めない中年男、初老の男を演じさせると、
イヴ・モンタンはいいですね。
ポール・ニューマンと系列が似てますが、
ニューマンほど、力強くない。
そこが僕は好きですね。
by cafelamama (2013-01-06 17:13) 

ダミアン88 さま
おっしゃる通りですね。
少年には父の仕事に対する敬意もあり、
ギャルソンとしてのプライドがあったんでしょうね。
そして、自分の国の文化や生活に誇りを持ちたいと思います。
今年も、よろしくお願いします。
by cafelamama (2013-01-06 17:15) 

朝のソナタさま
たしかに敷居が高いイメージがありますね。
でも、料亭などで食事をすることを考えれば
もっと気楽でいい時間が過ごせるのではないかと思います。
いい店が見つかるといいですね。
by cafelamama (2013-01-06 17:29) 

久慈川鮎 さま
すし店で、おすすめを握ってくださいと言ったら、
ウチは、勧められないものは出してません。
お好みのものをおっしゃってください。と言われたことがあります。
ちょっと苦い経験でしたが、なるほどと思いました。
これも、職人のプライドなんでしょうね。
すし職人は、ギャルソンとシェフの両方を備えているわけですものね。




by cafelamama (2013-01-06 17:36) 

ぼんぼちさま
この映画が好きということもあったんですが、
客の注文をメモするイヴ・モンタンの姿が、
自分の仕事に似ていると思ったんです。

by cafelamama (2013-01-06 17:41) 

benyさま
モンタンの代表作といえば、「恐怖の報酬」ですね。
あの映画も面白いですね。
「ギャルソン」は、モンタンがモテモテの60代男を飄々と演じています。
ある意味、女たらしなんですが憎めないんです。
こういう男になりたいという願望がありました。


by cafelamama (2013-01-06 17:46) 

扶侶夢 さま
ストラスブールのレストランだと、
本場のシュークルートなどが美味しそうですね。
パリの下町で古くからやっているようなビストロで食事をするのも
楽しいですね。
ガイドブックには載らないような店で
美味しい料理を発見をするのもまた楽しいです。
ブログに張り付けてあったミレイユ・マチュウの歌、
映画「男と女の詩」の中で本人が歌っています。
新年にふさわしい歌ですね。
by cafelamama (2013-01-06 18:12) 

tree2さま
実際の僕はモンタンとは、まるでちがう生き物のような仏頂面です。
和田誠氏に似顔絵を描いてもらえたら最高ですね。
でも、僕の顔は山藤章二が描いたほうがしっくりするような顔なんです。

＞料理が楽しめるか否かは、その場のありようと、その場に自分の気持＞を合わせる用意があるかどうか
おっしゃる通りです。僕もそう思います。

by cafelamama (2013-01-06 18:17) 

ぼくも多くの方と同様です。
映画も観たことありませんでしたので、イラストはcafelamamaさんの
お姿かと勝手にイメージしておりました。
ぼくなどは、そもそもmamaさんという名称から女性なのかな？
なんて考えていたぐらいのタワケ者ですから、お話になりません。＾＾ゞ

しかし、本当に味わい深いお話ですね。
ありがとうございます！
by song4u (2013-01-06 19:05) 

song4uさま
誤解を招くようなアイコンと名前で、申し訳ありませんでした。
モンタンのような容姿ならいいんですが・・・。
cafelamamaというのは、昔世話になった劇場の名前です。
そこの主宰者が黒人女性で、みんなにmamaと呼ばれていたのです。
by cafelamama (2013-01-06 20:48) 

可愛いギャルソン
いい仕事ぶりですね。

フランス料理
どうなんでしょうか、日本で流行らないのは
格式ありすぎて、高い
という印象が強いのでしょうかね？
by 八犬伝 (2013-01-06 21:30) 

結婚したての21年前
隣町にできたフレンチのお店に入りました
品の良いオーナーシェフのお店でした
長女が生まれる半月前まで良く通ったのですが
やはり シェフ自身がお客さまの相手をしてくれ
薦めてくれる料理は格別でした
それはやはり 応対があっての味なんだと思いました
いまはなくなってしまった　あの店のことは
嫁と別れるまで話題になるほど　美味しくて
思い出のお店でした　オーナーの接客に感謝して
いまだに 思い出すんだと思います

by (。・_・。)２ｋ (2013-01-06 22:33) 

今年もよろしくお願いします。イブ・モンタンさんだったんですね。なんだか惹かれてはじめて訪問した時の事思い出しました。いろいろなお話が聞けて楽しいです。
by マリエ (2013-01-06 22:54) 

アイコンはコレだったんですね。
僕の中ではcafelamamaさんのイメージはこのイラストです^^。

by DEBDYLAN (2013-01-06 23:29) 

八犬伝さま
フランス料理に格式があるというイメージは、なんとなくわかります。
ほんとは、もっとカジュアルに食べられる料理なんですけどね。
そういうイメージを作ってしまったのは、ホテルや結婚式の宴会料理なんですね。手を抜くために最初にカトラリーをズラッと並べて、テーブルを圧迫しています。そういう店は、たしかに高くて不味いです。
でも、街中には良心的で頑張っているレストランもたくさんあります。
サービスがしっかりしていれば料理ごとにカトラリーを置いてくれるので、テーブルも広く圧迫感がありません。
寿司屋だと高額の料金を払っても仕方ないと考える人が、
フレンチレストランは、高いというのはちょっとおかしいと思うのです。
そして、料金メニューのない不明朗な会計のお好み寿司に比べたら、はるかにリーズナブルで手がかかっています。
寿司屋一回分の会計で心の財産になるような体験ができれば、僕は安いと思うのですが。
by cafelamama (2013-01-07 07:54) 

２ｋさま
いい店と出会えたことは、いつまでも心の財産として残りますね。
いい料理は、いい時間を作ります。
人と料理の間には、それを作った人やサービスする人の思いが伝わるんだと思います。
逆に、えらそうに作ったりサーブされると、そんな味の料理になってしまいます。
２ｋさんの通われた店がどこか他の地で成功されているといいですね。
by cafelamama (2013-01-07 08:23) 

マリエさま
アイコンを僕の姿だと思われている方が多いのではと思い、
誤解を解くために今回の記事を作りました。
申し訳ありませんでした。
イヴ・モンタンのような容姿ならいいんですが。


by cafelamama (2013-01-07 08:37) 

DEBDYLANさま
紛らわしくてすいませんでした。
実はそういうことでした。
by cafelamama (2013-01-07 08:43) 

フランス料理があるのにイギリス料理って聞かないなぁと、いい歳して不思議がってるダメ親父でございます（笑）
遅ればせながら、本年も宜しくお願いいたします。
by ちょんまげ侍金四郎 (2013-01-07 09:22) 

ちょんまげ侍金四郎さま
ローストビーフやフィッシュ＆チップス、ジャガイモ料理、サンドイッチなどイギリス料理もありますね。
ただ、フランス料理の流入が早くからあるので、イギリス料理というのはそれほどポピュラーにはならなかったようです。

by cafelamama (2013-01-07 09:54) 

仕事柄ギャルソンとゆ響きがいいですね～！！自店を出す前にファミレスの店長時代に、普通の料理もスパー接客師が注文撮ったり提供したりするだけでその料理価値が何十倍にもなるんだな～っと思ったことがありました。少年ギャルソン！何をしているのか気になります～！
by macinu (2013-01-07 09:56) 

アイコンは、イブモンタンでしたか。モンタン、洒落で、素的な歌い手で、俳優でしたね。
by mwainfo (2013-01-07 11:08) 

料理を勧めて、客を幸福にする・・・ですか！
素晴らしいですね♪
人を少しだけでも幸せに、そして社会を少しだけでも良くすることが出来れば、自分は死ぬときに満足して来世に旅立てると思います！
by 駅員3 (2013-01-07 15:25) 

遅れ馳せながら、明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。

by 山子路爺 (2013-01-07 16:03) 

誰？どこの店？ってずっと思ってました。
池田では山手に「メイヤの木」、道の駅に「カモミール」というフランス料理を出すレストランがあります。ハーブを売りにしてるせいかなぁ。ただし自慢じゃないけど、私は食べたことないです。料理は質より量！のうちの食生活ではフランスははるかかなたですなぁ。
by さきしなのてるりん (2013-01-07 16:22) 

あけましておめでとうございます
私も、心に残るレストランがあります、お味も抜群でしたが、お店の行き届いたもてなしの心が、素晴らしかったですね、過剰でないさり気なさ、その兼ね合いが実に見事でしたから、主人と、話題に今でものぼります、心の財産ですね

by engrid (2013-01-07 16:38) 

そうなんですよね！フランス料理というと結婚式の料理のイメージ強いようです。
私もあまりフランス料理は食べませんが、実家の近所にとても入りやすいフランス料理のお店があって、そこのお料理がとても素敵で馴染みやすいんです。イメージがガラっと変わりました！

あっ！私もcafelamamaさんのイメージがこのアイコンのギャルソンさんです(*＾＾*)
by リキマルコ (2013-01-07 16:47) 

今年もよろしくお願い致します

始めてブログに伺ったとき
アイコンを見てレストラン関係の方なのかと
思ったものでした（笑）
でもそうではなさそうでしたし・・やっとアイコンの意味が解りました
イヴ・モンタン良い俳優でしたね
歌も良かったです
イタリアンとフレンチの違いがあまり解らないので
お料理の方は失礼します（笑）



by めい (2013-01-07 21:55) 

macinuさま
料理は、作り手とサーブする人の気持ちで、美味しさが変わりますね。
料理店なら、その価値も何倍かになるでしょうね。
少年ギャルソン、どうしているでしょうね。
by cafelamama (2013-01-08 10:03) 

mwainfoさま
モンタン、いい俳優でしたね。
彼のシャンソンも独特の甘さがあっていいですね。
by cafelamama (2013-01-08 10:04) 

駅員3さん
料理を作る人と食べる人の間にある心遣いで
美味しさは変わるものだと思います。
食べることで人を幸せにできるということは、
とても素晴らしいことだと思います。
by cafelamama (2013-01-08 11:10) 

山子路爺 さま
コメントありがとうございます。
こちらこそ、本年もよろしくお願いします。
by cafelamama (2013-01-08 11:11) 

さきしなのてるりん さま
メイヤの樹、のウェブサイト拝見しました。
よさそうな店ですね。
フランス料理でも召し上がりながら、
お連れ様とゆっくりと時間を過ごされるのもいいかと思います。
食事は空腹を満たすのものですが、
プラスアルファのいい時間を過ごすことができるのも
レストランの楽しみかと思います。
by cafelamama (2013-01-08 11:15) 

engridさま
おっしゃるように、いいサービスはさり気ない心遣いが大切だと思います。
料理もおいしく、サービスでも客を納得させる店というのは、なかなかないものです。
そういう店に出逢えると、その時過ごした食事の時間が、いつまでも記憶に残りますね。
by cafelamama (2013-01-08 11:29) 

リキマルコ さま
結婚式は、何十人分もの料理をいっぺんに作らなくてはならないので、
仕方がないことですが、あの料理をフレンチと思われるのが残念です。
最近はズラッとカトラリーを並べるような会場も少なくなったようですが、
ああいう手抜きのサービスでは、料理も可愛そうです。
本来とてもセクシーな料理なので、宴会で食べるものではないと僕は思います。
好きな人といい時間を過ごすには、フレンチはピッタリなんですが。
by cafelamama (2013-01-08 11:34) 

めいさま
イヴ・モンタンは、アメリカの俳優で言うと
ポール・ニューマン系の俳優かと思います。
最近だと、ジョージ・クルーニーかなぁ。
色男なんだけど、ちょっとだらしがなくて憎めない。
そんなところがいいですね。憧れます。
自分は全然違いますけど。
by cafelamama (2013-01-08 11:41) 

アイコンの人物気になっていました
モンタンにシナトラは大好きな人です。
誠さんも大好きですよ。
1980年仕事で訪れた冬、モンタンの最後の公演とかかかれたポスターが小さな劇場に張られていました。残念ながら劇場へは行けませんでした。
カンヌのお話素敵ですね。フランス料理は家庭料理を食べて事がないので何ともノーコメントです。豪華なフランス料理にも縁はないのですが。
by SILENT (2013-01-08 16:58) 

SILENTさま
1980年がモンタンの最後の公演だったんですね。
その年は、ぼくはまだ20代半ば。
モンタンの魅力に気づくのはもっと後になってからでした。
「IP5」という映画が最後の出演作になりましたから、
その10年以上前に、歌手としては引退したんですね。
この映画、機会があればぜひどうぞ。
by cafelamama (2013-01-08 17:51) 

紹介されている作品は残念ながら未見ですが、なんとなく雰囲気は想像できるような気がします。(^.^;
確かにギャルソンのような感じの職業は日本には定着しませんね。私も仏頂面なので無理ですが。（笑）
結婚式のフランス料理は本当にイマイチですね。銀座のレカンに行ったことがあるんてすが、接待のお伴だったので味わう余裕が無かったのが残念です。
by KEI (2013-01-08 23:05) 

＞　卒倒するほど圧倒的で幸福感に満ちた料理はフランス料理ではないか　　　と思っています。

大同感です！
「バベット～」のスペクタクル感はフランス料理以外では絶対に出せないものでした。
イブ・モンタン。「ギャルソン」も大好きですし、もちろん「恐怖の報酬」。
そして「Z」では一流の政治家異常に一流の政治家に見えました。

高知で行きつけのフランス料理店がありまして、まさにcafelamama様のおっしゃるようなお店です。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　RUKO


by 末尾ルコ（アルベール） (2013-01-09 00:36) 

でもこのアイコンのおかげで、僕の中ではずっと前からcafelamamaさんは和製イヴ・モンタンですよ。w
フランス料理を語れるだけでひとつ上の次元を生きて来た方なんだなと思うのです。
結婚式以外で数えるほどしか食べたことがないので、当然のことながら語る言語を持たないわけで。w
男女問わず、ちゃんと経験を積んで来たんだなと。
カッコいいし粋。
by alo-had (2013-01-10 00:36) 

見ていない映画の話はできないので沈黙を守っていました。
しかし遅筆のcafelamama さんだから、なかなか次がないのでご挨拶。
と思ったら写真は連日だったわけですね。
カラクリが全く分からなかった。
おくればせながら今年も宜しくお願いします。
by tommy88 (2013-01-10 05:39) 

あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
ごあいさつが遅くなりまして申し訳ないことでございます。
アイコンはギャルソン！のイラストだったのですね。和田さんのイラストは好きです。シンプルで特徴があります。
私は勝手に、cafelamamaさんは今カフェを経営されているのでcafelamamaさんという名前だと想像していました。失礼しました。
ギャルソン！を見てみます。
by はにほ (2013-01-10 13:23) 

KEIさま
銀座レカンは老舗ですね。
以前は、高級だけど料理が保守的なイメージがありました。
しかし、現在の料理の評判はすごいですね。
なかなか行く機会はありませんが、一度は行ってみたいレストランです。

by cafelamama (2013-01-10 22:11) 

ルコさま
高知のフランス料理店、行ってみたいなぁ。
僕に映画をそそのかしたMさんに会いに、
いずれ高知に行きたいと思っているのですが。
「仁義」のモンタンもよかったですね。
いつもと違ってクールな狙撃手の役が新鮮でした。

by cafelamama (2013-01-10 22:18) 

alo-had さま
和製イヴ・モンタンは、うれしくもあり、恥ずかしくもありです。
記事にも書きましたが、僕は典型的な仏頂面で、笑顔で人に接するようにと、家内によく言われます。
モンタンのように困難な局面でも、
微笑を持って飄々と生きていきたいものです。

by cafelamama (2013-01-10 22:32) 

tommy88さま
新年のあいさつが遅れました。
年末から、パソコンやビデオカメラ、編集ソフトのバージョンアップ作業を
していて、ご訪問が遅れました。
もともと機械音痴なので、新しいパソコンや編集ソフトの習熟に
普通の人の倍以上の時間がかかります。
最近のパソコンは取説もないんですね。
ビデオカメラも、業務用のものを購入したので、やたら設定が細かくて
いろいろとテスト撮影などをしたりしていました。
今年もよろしくお願いします。


by cafelamama (2013-01-10 22:41) 

はにほ さま
cafelamamaというのは、
若いころ世話になった劇場の名前なんです。
そして、イヴ・モンタンの飄々としたところが好きで、
和田誠氏のポスターを拝借してアイコンにしました。
映画「ギャルソン」は、レンタルでも出ているはずなので、
ぜびご覧になってみてください。
by cafelamama (2013-01-10 22:48) 

フランス料理は高い割に・・という偏見が抜けず
あまり縁がありませんでした。
今度その偏見を取り除いて嗜んでみたいと思います。
by NO14Ruggerman (2013-01-11 00:39) 

NO14Ruggerman さま
フランス料理には、そういうイメージがたしかにありますね。
結婚式などの、そこはかとした気取った宴会料理のせいだと思います。
機会があれば評判のいい街のレストランを訪問してみてください。
フランス料理は、官能的な料理なので、
できれば魅力的な女性とご一緒に。
by cafelamama (2013-01-11 08:35) 

このイメージ、あれだあれだと、その「あれ」が分らず仕舞い
だったわけで、やっと喉の小骨がとれました。
今回尋ねたひらまつでの担当ギャルソンは、若いのになかなか
のギャルソン振りでした。必然的にそこで過ごす時間が料理と
共に楽しめてしまいますよね。
by Lonesome社っ長ょぉ〜 (2013-01-12 10:33) 

はじめまして。
気になっていたアイコンの説明記事に出会えて、
しかもとても素敵なお話で、
感動しました☆
和田誠さんのシンプルで一見たどたどしいけれど
的確なラインのイラスト、憧れて何度も模写しましたが
なかなか上手くなりません。
by su-nya (2013-01-15 05:46)