友人たち

自由が丘の友人宅へ。



人と出会うときは、次から次へと出会うものです。

人と別れるときは、バラバラと離れていくものです。

しかし、ここに集まる友人たちはさにあらず、

かれこれ15年ぐらい、この季節と年末には必ず顔を合わせています。

今の僕は社会的人間関係も、個人的人間関係も希薄なので、

こういう糸は切らしたくないと思っています。

たおやかな日差しの中で、ワインが進みます。

当日盛り上がった話題は、7月にハイドパークで行われるストーンズのコンサート。

友人夫妻がストーンズの追加公演のチケットを、ネットで申し込んだら、

4枚も買えてしまったとのこと。

コンサートはともかく、7月のブライトン辺りはいいだろうなと思った。　

楽しい時間を過ごし高速バスで茨城へ戻る。

バスの中で、ウディ・アレンの「ハンナとその姉妹」の台詞を思い出した。

「人生に答を求めてはいけない。神はいなくても、人生は生きて死ぬだけ。

深刻に考えることはない。だから暗い人生をおくることをやめ、

答えも求めず、命のある限り“今”を楽しめばいい」

うーん。そう思うんだけど、日々の悩みは尽きません。



なかなか気温が上がらず、植え付けた夏野菜のことが心配で

行燈の上に不織布を被せました。

「ハンナとその姉妹」のエンディングより「I've Heard That Songs Before（いつか聴いた歌）」

タグ：友人たち　ローリングストーンズ　ハイドパーク　夏野菜