向田邦子のドラマ [暮らし]
明けましておめでとうございます。
新たなる年を健やかにお迎えのことと思います。
初日の出は見逃してしまいましたが、よく晴れた新年の海でした。
お正月は、向田邦子の古いテレビドラマを見て過ごしました。
「あ・うん」「阿修羅のごとく」などのNHK制作のドラマも面白いが
民放で制作された、お正月用の「向田邦子ドラマシリーズ」もなかなか見ごたえがあります。
「麗子の足」「女正月」などは、お正月のたびに何度も観かえしています。
向田邦子のドラマは、縁側に落ちている足の爪や
畳の上に転がっている10円玉など、ありふれた景色から物語が始まる。
そんな何気ない日常の景色の中から
ごくふつうの人間が抱えている生々しくて抜き差しならない心の動きへと物語は展開していく。
しかし、その生々しい心の動きは、影の部分だけに留まろうとせず
人間が生きるための、ひとすじの光のようなものに向かおうとする。
感動とか心温まるというものではないが、観終わった後にとても深く長い余韻が残る。
それが向田作品の魅力だと思っている。
昨年は畑仕事に夢中になったせいもあり、鑑賞した映画の本数が激減しました。
DVDでの鑑賞は100本足らずで、劇場での鑑賞はたった2本というていたらく。
しかも、1940年代~1950年代の映画ばかり観ていたので、新作はほとんどが未見でした。
映画を観はじめた中学時代を除けば、今までもっとも映画を観なかった年でした。
今年はもっと映画を楽しむための時間を作りたいと思います。
新たなる年を健やかにお迎えのことと思います。
初日の出は見逃してしまいましたが、よく晴れた新年の海でした。
お正月は、向田邦子の古いテレビドラマを見て過ごしました。
「あ・うん」「阿修羅のごとく」などのNHK制作のドラマも面白いが
民放で制作された、お正月用の「向田邦子ドラマシリーズ」もなかなか見ごたえがあります。
「麗子の足」「女正月」などは、お正月のたびに何度も観かえしています。
向田邦子のドラマは、縁側に落ちている足の爪や
畳の上に転がっている10円玉など、ありふれた景色から物語が始まる。
そんな何気ない日常の景色の中から
ごくふつうの人間が抱えている生々しくて抜き差しならない心の動きへと物語は展開していく。
しかし、その生々しい心の動きは、影の部分だけに留まろうとせず
人間が生きるための、ひとすじの光のようなものに向かおうとする。
感動とか心温まるというものではないが、観終わった後にとても深く長い余韻が残る。
それが向田作品の魅力だと思っている。
昨年は畑仕事に夢中になったせいもあり、鑑賞した映画の本数が激減しました。
DVDでの鑑賞は100本足らずで、劇場での鑑賞はたった2本というていたらく。
しかも、1940年代~1950年代の映画ばかり観ていたので、新作はほとんどが未見でした。
映画を観はじめた中学時代を除けば、今までもっとも映画を観なかった年でした。
今年はもっと映画を楽しむための時間を作りたいと思います。