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結婚式 [暮らし]

横浜で息子の結婚式がありました。

新郎の父として、ビデオキャメラマンとして、何かと気ぜわしい一日でした。

この写真は弟のakiponが撮ってくれました。

結婚式.jpg

当日の私の役割は、結婚式のビデオ撮影をし、撮って出しエンドロールを作成することでした。

撮って出しエンドロールとは、新郎新婦の支度シーンから

挙式、フラワーシャワー、ゲストのコメント、披露宴の前半までの主要イベントまでを撮影し

披露宴の最後にダイジェスト編集をして上映するものです。

上映時間は約5分ぐらい。

撮って出しエンドロールの作成は、キャメラマンと編集マンの2名で行います。

キャメラマンは私が担当し、編集は友人に手伝ってもらいました。

作成の流れを簡単に説明します。

キャメラマンは各イベントを撮影し、SDカードに収録した撮影データを順次、編集マンに渡します。

編集マンは、SDカードの撮影データをパソコンに取り込み、使用するカットをタイムラインに並べ

編集作業を始めます。

その間、キャメラマンは次のイベントを撮影しています。

撮影データの受け渡しを何回か繰り返しながら、撮影と編集を同時に進行させていきます。

キャメラやパソコン、SDカードなど、デジタル機器は突発的な事故が発生する可能性があります。

データが飛んでしまうことを避けるため

編集データをこまめにセーブしながら作業を進めなくてはなりません。

撮影カットは200カットぐらいですが、使用カットは78カットに絞り込まれました。

編集を確認し、レンダリングを済ませ、DVD作成に取り掛かります。

祈るように、DVD作成ソフトの進捗バーを見つめます。この時間がもっとも緊張します。

DVDは上映の15分前に焼きあがったので、急いで再生確認をしなければなりませんが

会場の係が私に両家代表の謝辞を述べるよう促しに来ました。

どうにか謝辞を述べ終え、新郎新婦が退場すると、エンドロールがスクリーンに上映されました。

それを確認し、やっとホッとすることができました。

息子の結婚式とはいえ、ビデオ撮影をし、編集確認をし、謝辞までやると、さすがに疲れます。

しかし、末席で結婚式の感慨にひたっている新郎の父よりも

裏方で映像作りをしているほうが、やっぱり自分には合っている。

貸衣装のモーニングコートを脱ぎながら、そう思いました。

当日使用したビデオキャメラは、PanasonicのAG-AC160A 編集ソフトは、Adobe premiere pro CS6

AGAC-160A.jpg

当日のビデオは、息子の希望で公開しないでほしいとのことなので、アップしません。
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